2022.07.24
2022 TCR JAPAN series 第3戦 Sunday Series 予選レポート
TCRジャパンシリーズ2022年第3戦Sunday Seriesの予選が、2022年7月24日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催されました。
前日行われたSaturday Seriesの決勝レースでは、アウディ RS 3 LMSの#65 加藤正将選手がポール・トゥ・ウィン。2位はホンダ シビックTCRの#98 猪爪杏奈選手、3位はクプラ TCRの#19 HIROBON選手でした。
TCRジャパンシリーズでは、よりエキサイティングな戦いが行われるよう、マシンとドライバーの組み合わせに対して、性能調整を行うためのサクセスバラストを定めています。サクセスバラストは前ラウンドの決勝結果を基準に算出され、SUGOのSunday Seriesでは、#19 HIROBON選手に50kg、ホンダ シビックTCRの#55 MOTOTINO選手に40kg、#98 猪爪選手に30kg、#65 加藤選手に20kgがそれぞれ設定されます。
青空が広がるスポーツランドSUGOでは、午前9時から15分間にわたる予選が始まりました。セッション開始までのカウントダウンが0になり、シグナルがグリーンに変わると、参加する8台のマシンすべてが一斉にコースへと向かいます。そしていつもどおり、1周または2周走行後に一旦ピットストップし、前後タイヤを入れ替えながら、4本のタイヤを効率的に温めていきます。
まずは、1周終了後にピットストップを終えた#19 HIROBON選手がタイムアタックを開始。50kgのサクセスバラストを搭載しながらも、いきなり1分27秒670を叩き出し、暫定のトップに。遅れてタイムアタックに挑んだ#98 猪爪選手は1分28秒230の2番手。#98 猪爪選手はさらにタイムアタックを続け、自己ベストを更新する1分27秒474で、トップに踊り出ました。
2周終了後にピットストップを行った#65 加藤選手は、まずは最初のタイムアタックで2番手タイムの1分27秒529をマーク。そして、次の周回には、これをさらに縮める1分27秒385でトップを奪いました。
その後、このベストタイムを更新する者は現れず、#65 加藤選手が、前日のSaturday Seriesに続いてポールポジションを獲得しました。2番グリッドが#98 猪爪選手、3番グリッドが#19 HIROBON選手という結果になりました。
Sunday Seriesの決勝レースは、同日午後0時45分にスタートの予定です。
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